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母のぬくもり

縁側の母のぬくもりあきのひの

立冬がきて、いちの酉がきて、冬がすぐとなりにきました。あっという間に秋が過ぎてしまいました。今年の秋は、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋はそれなりに楽しみました。

先日は、芸術の秋も楽しんできました。場所は、台東区松が谷にある龍鳴山本覚寺本堂です。本堂に入り、びっくり!なんと本堂の壁面がステンドグラスでした。

教会のステンドグラスは、海外でも日本でも沢山見ていますが、お寺の本堂のステンドグラスは初めてでした。ものの本によりますとステンドグラスは、アラビヤに誕生、やがてヨーロッパに渡り、十五世紀頃からキリスト教寺院の荘厳具として全盛期を迎えて、19世紀に入り一時停滞し、第2次世界大戦の復興とともに再び興隆したのだそうです。

本覚寺では、宗祖7百年遠忌に仏教をテーマにしたステンドグラスを作り本堂の荘厳具としてとりつけたそうです。原画の素材は、あの有名な南インド・アジャンタ石窟第17窟の釈尊立像図を現代化したものだそうです。

とまれ心を鎮める色・ブルーを基調した本堂のステンドグラスは、圧巻でした。因みにこのステンドグラスの題名は「寂静の境地」だそうです。

この本堂で、北ボヘミア出身のプラハの音楽学校で声楽を学んだエヴァさんの歌を聴きました。チェコの民謡メドレーから日本の子守歌、さだまさしさんの「コスモス」等、素適な日本語でのお話で、最後は涙が止まらないほどでした。

「寂静の境地」の入り口に立ち止まってしまいました。彼女の歌声と、ステンドグラスのブルーが、静かに私の心の中を吹き抜けたようでした。

亡くなった母のぬくもりを思い出した素適な秋を過ごしました。

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