１年経ちました！

長女が、スペインのグラナダの駅前に日本料理の飲食店を開店して、やっと１年経ちました。娘は、約１０年前に大学卒業後ローマに留学、その後スペインに行きやっと昨年に念願の自分のお店をもつことができました。

日本にいるときは、勉強はほとんどせず、学生生活をそれなりに楽しんでおりました。母親の私としては、「人生はいって来い」（楽あれば苦あり）だから今、楽をしていると後で苦労するよ！」と言って、いらいらしながら見ていました。

昨年、末の息子がグラナダのお店の手伝いに１ヶ月ほど行ってくれました。彼から電話がありました。「お姉ちゃん、凄いよ！良く働くよ、でも働きすぎだよ、あれじゃ身体壊すから休むように言ってね。」

私だって、若い時は良く働いたものだ。「若いから大丈夫よ。」と話したところ、息子は、「仕事の質が違うだろ、お姉ちゃんは立ち仕事だよ肉体労働者だよ、」私の仕事だって肉体を使う、でも椅子に座ってることが多いことは確かだ。娘にその旨を伝えました。

スペインの人達が、「まさえの創るお寿司や天ぷらが美味しい！ と言ってくれるのが嬉しいし、毎日のように食べにきてくれるお客さんがいるから休みたくない」ということでした。

もう親の出番はありません。私の母に言われたことをそのまま伝えました。「貴女のやりたいようにやればいい」

お陰さまで、この大不況のなか娘のお店は、毎日常連客でにぎわっています。お店も名前は「メイドイン東京」です。グラナダの駅の真ん前です。