宵待草

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パラオリンピックが終わり、菅総理が次期総裁選に出馬をしないこととなり、河野さん、岸田さん、高市さんが総裁選に名乗りをあげた。もしかしたら、日本で初めての女性総理が誕生するかもしれない。

今朝も五反田駅まで歩いた。昨晩の雨も上がりかすかに青空が。道路脇には宵待草が咲いていた。思わず、竹久夢二のあの歌詞が浮かんできた。「待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ、今宵は月も出ぬそうな」

今日ははや9月15日、「今はもう秋、だれもいない海、寂しくとも寂しくとも死にはしない」こんな歌があったような。

義兄が突然に私の目の前で亡くなってから丸三か月が過ぎた。「寂しさも薄れゆくかな宵待草」

 

 

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母の命日

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早いもので八月も終わりだ。8月31日は母の命日だ。母が亡くなった日も暑かったが、今年のような危険な暑さではなかった。コロナで外出は控えパラ競技のテレビ観戦とで、「なまけもの」状態だ。ゆでガエルになりそうだ。

先日、友人のお父様がお亡くなりになったので、相続の諸手続きのことで事務所までお運びいただいたその折に、イギリス在住のブレンディみかこさんが、2019年にお書きになった『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』という本のことを教えてもらった。

イギリスの公立中学に通う息子(ハーフ)の日常的エピソードから、格差や差別、友情などを描き出したものだ。読み終わって、スペインのグラナダにいる私のハーフの多感期に入った孫娘のことが気になってしまった。

約3か月前から、彼女は父親(スペイン人)の家で暮らすことになった。娘からは、「スペインは共同親権だから今まで母親の家で暮らしていたから、次は父親の家で暮らすようになっただけ」。「へぇ~そうなんだ!」

娘と孫娘とのやり取りを娘から聞いて、「あらそう、貴女はもっとひどいことを私に言っていたわよ」「そうだったかな?」「そうよ」。更年期の母親と反抗期の孫娘のバトルに対して、さらりと、流していた。

しかし、孫娘は、スペイン人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフだ。まさに彼女はイエローでホワイトで、かなりブルーなのだ。ホワイトの父親の家庭で過ごすことを選んだ孫娘の心境を想像すると、私もブルーな気持ちになってしまった。

天国にいる母にお願いしよう。「私と娘と孫娘を見守っていてくださいね」。

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朝の通勤道にピンクの彼岸花が咲いていた。今年の残すところ4か月、「いろいろなことがあるけれど、明日はどうなるかわからないけれど、いろんな人がいるけれど、いやなこともあるけれど、今日一日はあかるいこころで笑顔でいよう」。

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すなお

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嫁からラインに孫の写真が送られてきた。小学校2年生になった。ローヤルブルーのランドセルを、孫のランドセルは、おばあちゃんが買うものだという世の中の風潮に逆らえず、私が銀座のお店で購入させられてから丸2年経っている。孫の「麻子バーバーが好きなローヤルブルーが僕も好きなんだ!」の一言が、今でも耳に心地よく残っている。

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「素直になろう~!直太郎君!勉強好きになろう~!」「麻子バーバーもね!」

 

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蓮の花

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私の事務所から歩いて5分のところに、不忍の池がある。朝8時に行ってみると、蓮の花が咲ききったところだ。蓮の花は泥水にしか咲かないくて3日で散る。

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この蓮の花は2日目かも、明日は散ってしまうのだ。

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これから咲く蓮、咲いている蓮、咲き終わった蓮が真夏日のなか夏空に向かって泥沼に凛として立っている。羨ましい限りだ。

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被成年後見人のおじいちゃんが、お世話になっている特別養護介護施設でお亡くなりになった。朝6時に私の携帯電話に「〇〇さんが昨夜いつものようにご就寝されたまま朝方おなくなりになりました。すぐにお迎えに来てください」「はい!わかりました」いつもお願いしている葬儀屋さんに連絡をして、葬儀社の冷蔵庫に入れていただいた。お身内に連絡をしても一切応答なし。成年後見人の業務は被後見人の死と同時に業務終了となってしまう。しかし、夏の暑い中、いつまでも冷蔵庫にお世話になるわけにはいかない。 東京家庭裁判所から火葬許可の審判書を得て、私ひとりでお見送りをした。おはよう!と声をかけたくなるような穏やかなお顔に、「お疲れ様でした」と、ご挨拶ができたことに感謝。

「死は残されたもののためのある」。区役所からの依頼で成年後見人に就任してからの書類を整理していると、色々なことが思い出される。「今はちょっと寂しいけれども、そのうちに私もそちらに行きますので、またお会いしましょう~!」。

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雲にのりたい

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雲にのりたいやわらかな雲に

おひさまが天から降りてくるような炎天下、義兄が好きだった賛美歌を牧師先生の奥様の伴奏で歌って、義兄の納骨式が高尾の東京霊園にて行われた。10年前に亡くなった二女の遺骨の隣に仲良く並んで納骨された。

青空には、やわらかい雲が。

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慈しみ深き友なるイエスは 罪と咎憂いを取り去り給う 心の嘆きを包まず述べてなどかは降ろさぬ終える荷物を

慈しみ深き友なるイエスは われらの弱気を知りて憐れむ 悩み悲しみに沈める時も祈りに応えて慰め給わん

慈しみ深き友なりイエスは 変わらぬ愛もて導き給う 世の友われらを棄て去る時も祈りに応えて労り給わん

 

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天が与えてくれた素晴らしい贈り物

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今日は、6月12日の未明に義兄が箱根のホテルで天国にひらりひらりと旅立ってから1か月経った。毎週週末は姉の家で、死後のやらなければならない煩雑な作業を手伝っている。義兄の書斎に入って机の引き出しを空けるときに、私は姉に「ねぇ~変なものが出てきたらどうする?」「変なものって何よ」「知らない女の人とその人との子供と一緒の写真とかさぁ~」「それは絶対ない」「そうかなぁ~!彼はマメで優しかったから。」「絶対にない」。

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机の引き出しから雑誌の記事のコピーが出てきた。「死」は天が与えてくれた素晴らしい贈り物。篠原医院の院長先生によると、「人は死ぬ瞬間は、脳にエンドルフィンという物質が大量に出て恍惚状態になります。夢見心地な状態で旅立つことができるので苦しくはありません。

義兄はこの記事のおかげで死にたいする不安が和らいだのかもしれない。

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箱根の紫陽花

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紫陽花やきのふの誠けふの嘘(正岡子規)

6月11日に、箱根登山鉄道に乗って箱根湯本駅から宮ノ下駅まで姉夫婦と姪と姪の娘と一緒に沿線に咲き誇っている紫陽花を楽しんできた。

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ピンク色の紫陽花が。

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宮ノ下の駅のホームにも紫陽花が。

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ここには青色の紫陽花が。

その後、箱根のホテルにチエックインをしてゆくりと温泉につかり。美味しい日本食と美味しい日本酒をいただき楽しい夕べを過ごした義兄は、私に「後のことはよろしく頼む」と、言い残して、トイレに行きオシッコをして、気落ちよさそうな顔で、まさに「はい、さようなら」姉に抱きかかえられて12日の未明に天国に旅立っていった。急性心筋梗塞、享年79歳。まさに眠るような死だった。嘘のような本当の出来事だった。

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義兄はひらりひらりと天に昇って逝った。これからは光となって、いつも残された私達をみ守ってくれるにちがいない。

 

 

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円覚寺その2

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朝の座禅は、「コロナが去った後のお楽しみ」とすることに。円覚寺と建長寺の間にある友人がやっている「去来庵」にてお茶をいただきながら女将さんとお喋りを楽しんだ後に、折角来たのだからと円覚寺に寄った。

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この門を入った先が座禅道場だ。門は閉ざされていた。若い女性が中をのぞいていた。横田南嶺猊下のファンかのしれない。私も中をのぞいてみると、若いお坊さんが入り口に向かって立っていた。私が文京区小日向に住んでいた大家さんの徳運寺の副住職によく似たイケメンさんだ。しっかりと目の見開いて見てみると、腰骨を立ててすっきりと立っている。立禅をしているに違いない。

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ここにも坂村真民先生の詩が掲示されていた。「花咲き花散りはや5月」

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庭園内には観音様が微笑んでいた。大きさは私の机の前にある観音様と同じだ。

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円覚寺のお手洗いの脇には、ショップがあった。ショップには朝、生垣の手入れをしたいた男性が着ていたティーシャツが売られていた。もちろん書籍も。そのなかの一冊「仏心のなかを歩む」横田南嶺猊下の随筆集を購入した。

ページを開くと、「はじめに 生まれたことの不思議 今日まで生きてこれたことの不思議 こうしてめぐり合えたことの不思議に手を合わせて感謝します。」

今朝も、「8時前に事務所までこれたこと、生きていることの不思議に手を合わせて感謝します。」と、私の事務所の机にいらっしゃる観音様に手を合わせた。

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円覚寺

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私は文京区小日向にある徳雲寺の敷地内の13もの部屋があり庭には灯篭、お社もある広くて古い家に住んでいたことがある。古民家を好きなように改装して快適に住んでいた。

徳雲寺は臨済宗のお寺だ。今年の2月に和尚からお手紙を頂いた。「刻字展」の招待状が入っていた。個展の会場に入ると、なんとなんと、私が大好きな円覚寺派管長猊下横田南嶺老師の書が。じっと見入っていると、徳雲寺の和尚が「やぁ、久しぶり、来てくれてありがとう」「凄いですね~!ところで、横田猊下はここにこられるんですか」「昨日、来てくれたよ」「わぁ~残念!」「日曜日の朝9時に円覚寺に行けば会えるよ」。

話が長くなってしまったが、というわけで、円覚寺にきたのだ。が、コロナ過で日曜日の朝の座禅会は中止。

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横田猊下がお書きになったにちがいない。

「これからだみどりの風よ さえずる鳥よこれからだ みちくる潮よこれからだ もえでる葦よこれからだ わたしの生よこれからだ」

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朝早くから生垣を丁寧に手入れをしている男性の後ろ姿に思わず、手を合わせてしまった。

 

 

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六地蔵様

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六地蔵様が庭園内に祀られていた。

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ありがたいことに解説文が掲示されていた。六地蔵様とは、「私達衆生が現世の善悪の業において、いずれ赴き住むと言われる六つの迷界での苦しみを救って下さるお地蔵様」。

仏教では、人は亡くなると生前の行いをもとに、六つある世界のどの世界にうまれかわるか、審判を受けるのだそうだ。六つの世界は「六道」だ。

天道・人間道・修羅道は「三善道」畜生道・餓鬼道・地獄道は「三悪道」といわれている。10年ほど前にインドとパキスタンの間にあるラダックの僧院、新疆ウイグル自治区のベゼクリク千仏洞に行ったときのことを思う起こしてしまった。目を背けてしまった地獄絵図を。地獄の世界だけには生まれ変わりたくない。

6月20日まで、不要不急の外出は控えなければならない状況なので、六道について調べてみた。

以下引用

天道(神々や天人が住んでいる世界)人間より優れた存在、人間道より寿命が長く苦しみもほとんどないとされている。

人間道(人間が住んでいる世界)悩みや苦しみ(煩悩)が沢山ある世界で、苦しみもあるが仏教を修めることで、輪廻を抜けれれる可能性があるとされている。

修羅道(阿修羅が住んでいる世界)争いによる怒りや悲しみや、戦いや争いも絶えない世界とされている。

畜生道(鳥、獣、虫、魚などの人間以外の動物が住んでいる世界)動物的本能で行動し生きており、弱肉強食の世界だとされる。

餓鬼道(餓鬼が住んでいる世界)食べようとすると食べ物が火となってしまい、餓えと渇きに苦しむとされている。

地獄道(悪行を犯したものが送られる世界)厳しい責め苦を受け、苦痛が絶えず続き最も過酷な世界とされる。

六地蔵様は、六道輪廻から解放されて成仏できる様に救いの手を差し伸べてくださる地蔵菩薩なんだそうだ。そうなんだ。

因みに、救済に向かう六道とお地蔵様の関係は以下のようだ。

天道…日光地蔵

人間道…徐蓋障地蔵

修羅道…持地地蔵

畜生道…宝印地蔵

餓鬼道…宝珠地蔵

地獄道…壇陀地蔵

有名な長野の善光寺の六地蔵様の地獄道へ向かうお地蔵様だけが片足を崩している。これは、最も過酷な地獄道へ一刻も早く救済に向かう姿だといわれているそうだ。これぞまさに慈悲のこころかな。

 

 

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